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サッカーを始めるのに必要なもの一覧|子どもの用具と値段の目安

サッカーを始めるのに必要なもの一覧|子どもの用具と値段の目安

子どもがサッカーを始めるとき、体験の日に要るのは動きやすい服と運動靴と水筒だけです。入会が決まったら、すね当て・サッカー用のソックス・トレーニングシューズ(またはスパイク)・ボールを足し、スクールやチームに指定のユニフォームがあればそれを買います。全部そろえて約3万9千円が目安で、指定品が無ければ約1万円から始められます。

この記事では、日本サッカー協会(JFA)の「8人制サッカー競技規則」「サッカー競技規則」と年代別のガイドライン、Jクラブのスクールの入会ガイド、メーカーと用品店の価格をもとに、いつ・何を・いくらでそろえればよいかを表で整理します。小学生の試合は8人制で、すね当ての着用とボールの大きさは規則で決まっています。

この記事でわかること

  • 必要なもの一覧:体験の日・入会したら・試合に出るまでの3段で、何をいつそろえるかが分かります。
  • 値段の目安:すね当て・ソックス・シューズ・ボールなどの価格と、全部そろえた合計の目安を表にしています。
  • 選び方の要点:ボールの号数は年齢で変わること、すね当ては試合で必ず着けることなど、規則で決まっている点が分かります。
目次

サッカーを始めるのに必要なもの一覧

最初に要るのは服・運動靴・水筒で、すね当てやボールは入会が決まってから買えば間に合います。

サッカーはボールさえあれば遊べますが、スクールやチームで練習し、試合に出るとなると用具が要ります。ただし、全部を最初の日にそろえる必要はありません。下の表は、そろえる時期と値段の目安を一覧にしたものです。値段はどれもメーカーの希望小売価格(税込)で、モルテンの公式サイトとスーパースポーツゼビオの商品ページに載っている額を2026年10月24日に確かめました。セールの値段は使っていません。

品目いつ要るか値段の目安(税込)誰が用意するか
動きやすい服(Tシャツ・短パン)体験の日から家にあるもので可家庭
運動靴体験の日から家にあるもので可家庭
水筒(飲み物)体験の日から1Lのスポーツボトルで約5,000円家庭
すね当て(シンガード)入会したら約900〜2,500円家庭
サッカー用のソックス(ストッキング)入会したら約1,500〜2,000円家庭か指定品
トレーニングシューズ入会したら約5,000〜8,800円家庭
ボール入会したら(家での練習用)4号の練習球で約2,700〜3,300円、検定球で約5,300〜8,800円家庭(練習ではクラブが用意することもある)
指定のユニフォーム・練習着入会したら指定がある所だけ。例は下の表スクール・チームで購入
スパイク試合や土・天然芝のグラウンドが増えてから約6,000〜9,100円家庭
ピステ(防寒・防風の上着)寒くなったら上下で約9,900〜10,800円家庭か指定品

値段はメーカーの希望小売価格(税込・2026年10月24日に確認)。商品ごとの出典は参考情報に記載

1 体験の日 動きやすい服・運動靴・水筒(家にあるもので可) 2 入会したら すね当て・サッカー用のソックス・トレーニングシューズ・ボール・指定品 3 試合に出るころ スパイク(グラウンドに合わせて)・ピステ・ボールバッグ
図1 サッカーの用具をそろえる順番(この記事の一覧表から作成)

体験の日に用意するもの

体験の日は動きやすい服・運動靴・水筒とタオルを用意し、ほかは申し込みの案内の持ち物に合わせます。

体験はスクールや少年団が雰囲気を見てもらうための回で、ボールやすね当てを貸し出す所もあります。持ち物は申し込みのときの案内に書かれているので、それに合わせてください。

JFAの幼児向けの指導資料も、服装やシューズは動きやすいものなら特別なものは要らないとしています(JFAキッズ(U-6)ハンドブック)。服は、汗をかいても動きやすいTシャツと短パンかジャージが向いています。靴は、ふだん履いている運動靴で大丈夫です。底がすり減っているとすべりやすいので、見ておくと安心です。体験の申し込み方や当日の流れは、この「サッカーを習う」のカテゴリの体験の記事で扱います。

入会したらそろえるもの

入会が決まったら、すね当て・サッカー用のソックス・トレーニングシューズ・ボールの4つをそろえます。

この4つは、練習や試合で身につけたり使ったりする物です。どれも子どもの体の大きさに合わせて買うものなので、ジュニア用(子ども用)のサイズから選んでください。

すね当て(シンガード)

すね当ては、すねを打撲から守る板で、試合では規則で必ず着けるものです。

JFAの「8人制サッカー競技規則」は、小学生の試合の用具について「すね当てを着用する」と定め、試合の前に審判員が用具を確かめるとしています(8人制サッカー競技規則|JFA)。大人と同じ「サッカー競技規則」でも、すね当ては身につけなければならない基本的な用具の1つで、ソックスで覆うことになっています(サッカー競技規則2024/25 第4条|JFA)。

値段はジュニア用で約900〜2,500円が目安です(モルテンのジュニア用「スワンセシンガードS」は希望小売価格1,980円)。サイズはS・M・Lや身長で分かれているので、膝の下から足首の上までのすねが隠れる大きさを選びます。練習で着けるかどうかはスクールやチームの決まりによるので、入会のときに確かめてください。

形は大きく2つあります。板だけのものをソックスの中に差し込むタイプと、足首まで覆う布が付いたタイプです。差し込むタイプは軽くて動きやすく、足首まで覆うタイプはずれにくく足首も守れます。低学年のうちは、ずれにくいタイプのほうが練習中に直す手間が少なくなります。

サッカー用のソックス(ストッキング)

サッカー用のソックスは膝の下まである長い靴下で、すね当てを覆って固定する役目があります。

規則では、すね当てはソックスで覆わなければなりません。ふつうの短い靴下ではすね当てが隠れないので、試合に出るならサッカー用のソックスが要ります。値段はジュニア用で約1,500〜2,000円が目安です。チームの色が決まっていて、指定のソックスを買うことになる所もあります。ソックスは練習のたびに汗でぬれるので、洗い替えにもう1足あると、乾かないまま履かせずに済みます。

トレーニングシューズとスパイク

最初の1足は、底に細かいゴムの突起が並んだトレーニングシューズで足りることがあり、使うグラウンドによってはスパイクも要ります。

サッカーの靴には、底の突起が小さく人工芝や土で使いやすいトレーニングシューズ(トレシュー)と、突起(スタッド)が大きく芝でもすべりにくいスパイクがあります。ジュニア用の希望小売価格で、トレーニングシューズが約5,000〜8,800円、スパイクが約6,000〜9,100円です。

8人制サッカー競技規則は「競技者は靴を履く必要があるが、その種類は問わない」としていて、スパイクでなければ試合に出られないわけではありません。ただし、大会やチームが靴の種類を決めていることがあり、突起を付け替える取り替え式のスパイクを使えない所もあります。買う前に、練習するグラウンドが土か人工芝か天然芝かと、決まりがあるかをコーチに聞くと失敗がありません。スパイクの選び方は、用品の記事で詳しく扱います。

ボール

ボールは年齢で大きさ(号数)が変わり、小学生は試合と同じ4号球を家での練習用に1つ買います。

スクールの練習ではクラブがボールを用意する所もありますが、家で練習したり公園で遊んだりするなら1つあると便利です。値段は、4号の練習球で約2,700〜3,300円、JFAの検定球で約5,300〜8,800円が目安です(モルテン「ヴァンタッジオ3000」4号は希望小売価格5,610円)。号数と年齢の関係は、次の節の表にまとめました。

ボールには、JFAの検定を通った「検定球」と、検定を受けていない「練習球」があります。この記事で調べた4号球では、検定球の希望小売価格が約5,300〜8,800円、練習球が約2,700〜3,300円で、練習球のほうが手に入れやすい値段です。モルテンの練習球「亀甲ゴムサッカー」のようにゴムでできた物もあります。家で遊ぶ1つ目なら練習球でも十分です。

ボールは年齢で号数が変わる

小学生の試合は4号球、幼児や小学校低学年はもっと小さい3号球や軽いボールが勧められています。

JFAの「8人制サッカー競技規則」は、ボールについて「年代によって使用するボールのサイズを決定する。U-12年代の場合は、4号球とする」と定めています。小学生の全国大会である全日本U-12サッカー選手権大会も、試合球は4号球です(大会要項|JFA)。

もっと小さい年代については、JFAのガイドラインが、少人数の試合の環境としてU-10(小学3・4年生)は4号球、U-8(小学1・2年生)は3号球、U-6(幼児)は軽量のボールを勧めています(育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン|JFA)。幼児向けの指導資料も「この年代には大きさとしては3号球が適当です」とし、飛びすぎず弾みすぎないボールを勧めています(JFAキッズ(U-6)ハンドブック)。

年代JFAの決まり・推奨ボールの重さ(JFAの資料の目安)
幼児(U-6)3号球が適当(弾みすぎないもの)・軽量のボールを推奨3号は300〜320g。軽いボールはもっと軽い
小学1・2年生(U-8)3号球300〜320g
小学3・4年生(U-10)4号球350〜390g
小学5・6年生(U-12)4号球(8人制の規則・大会の試合球)350〜390g
中学生から5号球(大人と同じ)400〜450g(規則では外周68〜70cm・410〜450g)

JFA「8人制サッカー競技規則」第2条、「JFAキッズ(U-6)ハンドブック」、「育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン」(2021年4月)、「サッカー競技規則2024/25」第2条から作成

迷ったら、入るスクールやチームの学年で使っている号数に合わせるのが確かです。大会では試合球が大会要項で決められていることがありますが、家で練習するボールに決まりはありません。

スクールの指定ユニフォーム

スクールやチームによっては、ユニフォームやパンツ、ソックスを指定の品で買うことになっています。

指定品があるかどうか、いくらかは、入る所ごとに違います。例として、フットサルコートで開いているJクラブのスクール、東京ヴェルディサッカースクール・ジェクサー蒲田のガイド(2024年2月作成)を見ると、小学1〜6年生は次の3点を買うことになっています(東京ヴェルディサッカースクール・ジェクサー蒲田 ガイド)。

指定品値段
ユニフォーム4,840円
パンツ3,300円
ストッキング1,980円
3点の合計10,120円

東京ヴェルディサッカースクール・ジェクサー蒲田 ガイド(2024年2月作成)。最新の値段は校に確認

同じガイドには「シューズ、すね当て、飲料水は各自にてご用意ください」とあり、ボールはこの校ではクラブが用意します。指定品を買う所では、ソックスを先に自分で買うと二重になるので、入会の案内を見てから買いそろえるのが無駄がありません。

少年団やクラブチームでも、チームのユニフォームを作る所があります。月謝や入会金と合わせた最初のお金は、同じカテゴリの月謝の記事で扱います。

あると便利なもの

ピステ、ボールを入れる袋、すね当てがずれないようにするバンドは、練習に慣れてから買い足せば十分です。

品目何に使うか値段の目安(税込)
ピステ(上下)寒い日・風の強い日の練習の上着上下で約9,900〜10,800円
ボールネット・ボールバッグボールを持ち運ぶネットで約550〜1,300円、バッグで約1,800〜3,500円
シンガードストッパーすね当てがずれないように留めるバンド約1,000円
ゴールキーパーグローブキーパーをするときジュニア用で約2,500〜4,600円

値段はメーカーの希望小売価格(税込・2026年10月24日に確認)。ボールネット・バッグはモルテンとアディダス、ストッパーはプーマ、キーパーグローブはアディダスとモルテンの商品で、出典は参考情報に記載

ピステは寒い日や風の強い日の練習で着る上着です。指定のピステがあるチームもあるので、ここも入会の案内を見てから決めてください。ゴールキーパーをやりたい子は、コーチと相談してからで間に合います。

練習の日のかばんの中身

練習の日は、用具のほかに飲み物とタオル、着替えを持っていくと困りません。

  • 練習着(指定があればそれ)とサッカー用のソックス
  • すね当て
  • トレーニングシューズ(スパイクの日はスパイク)
  • ボール(クラブが用意する所では不要)
  • 水筒(水とスポーツドリンク)
  • タオル・着替え
  • 寒い季節はピステや手袋、暑い季節は帽子

飲み物について、JFAは練習や試合の時には必ず水分を用意し、汗で失う塩分や糖分を補えるスポーツドリンクも用意して水と使い分けるよう案内しています(水分補給|JFA)。JFAは、汗の量には個人差があり、運動の前後に体重を測ると汗の量の見当がつくとしています。暑い日は汗が増えるので、水筒は大きめを選ぶか2本持たせると安心です。

東京ヴェルディサッカースクール・ジェクサー蒲田のガイドは、持ち物に必ず名前を書くよう求めています。すね当てやソックスは同じような物が並ぶので、名前を書いておくと取り違えを防げます。

合計いくらかかるか

指定品の無い所で最低限をそろえると約1万円、指定のユニフォームやピステまでそろえると約3万9千円が目安です。

品目最低限標準
すね当て935円1,980円
サッカー用のソックス1,540円指定品に含む
トレーニングシューズ4,950円6,050円
ボール(4号)2,750円(練習球)5,610円(検定球)
水筒家にある物4,950円(1L)
指定のユニフォーム・パンツ・ソックスなし10,120円
ピステ上下なし9,900円
合計10,175円38,610円

この記事の各表の値段から計算(2026年10月24日に確認した価格)。指定品は東京ヴェルディサッカースクール・ジェクサー蒲田の例

この表には、試合が増えてから足すスパイクは入れていません。スパイクを足すと、ジュニア用の希望小売価格でさらに約6,000〜9,100円かかります。冬にピステを指定品で買う所や、ソックスを洗い替えで2足にする家庭では、そのぶん増えます。

子どもは足が大きくなるので、買ったシューズのサイズが合わなくなることがあります。最初から高い物を選ぶより、サイズの合った物を買い替えていくほうが、足にも家計にもやさしい考え方です。

買う前にスクールやチームに聞くこと

用具は、入る所の決まりを聞いてから買うと、買い直しや二重買いを防げます。

指定品があるか、練習で何を着けるか、どんな靴で練習するかは、スクールやチームごとに違います。体験の日や入会の説明のときに、次のことをコーチや事務の人に聞いておくと、必要な物だけをそろえられます。

  • 指定のユニフォーム・パンツ・ソックス・ピステがあるか、いくらか
  • 練習ですね当てを着けるか
  • 練習するグラウンドは土・人工芝・天然芝のどれか、スパイクは要るか
  • 試合に出るとき、取り替え式のスパイクを使ってよいか
  • ボールは自分で持っていくか、クラブが用意するか
  • 雨の日や屋内の練習のとき、室内用の靴が要るか

特に靴は、グラウンドによって合う物が変わります。8人制の規則は靴の種類を問いませんが、チームや大会が決まりを作っていることがあるので、最初に聞いておくのが確かです。

安くそろえるコツ

一度に全部買わず、入会の案内で指定品を確かめてから、足りない物だけ買い足すのがいちばんの節約です。

  • 入会の案内を見てから買う:指定のユニフォームやソックスがある所では、先に買った物が使えないことがあります
  • 練習するグラウンドを確かめる:土か人工芝か天然芝かで、トレーニングシューズで足りるかスパイクが要るかが変わります
  • 靴は店で足を測ってから:つま先に少し余裕がある大きさを選び、大きすぎる物は避けます
  • 兄弟や先輩のお下がりを使う:すね当てやピステはお下がりで足りることもあります
  • 名前を書く:同じような用具が並ぶので、なくしたり取り違えたりするのを防げます

どこで習うかがまだ決まっていなければ、全国のサッカースクール検索で近くのスクールを探し、体験を申し込むところから始めてください。

よくある質問

Q. 眼鏡をかけたままサッカーをしてもいいですか?

A. 8人制サッカー競技規則は、主審が安全だと判断した眼鏡は着用できるとしています。試合では審判員が用具を確かめるので、スポーツ用の眼鏡が要るかはコーチに聞いてください。

Q. 試合用のユニフォームに背番号は要りますか?

A. 8人制サッカー競技規則では、大会の規定に定めがあればシャツに背番号を付けます。付けるかどうかや番号の決め方はチームが決めるので、入会の案内を見てください。

Q. 中学生の兄や姉のボールを使ってもいいですか?

A. 中学生からは大人と同じ5号球で、小学生の試合は4号球です。遊びで蹴る分にはかまいませんが、練習用に1つ買うなら、試合と同じ4号球を選ぶと感覚がそろいます。

Q. 幼稚園の子には何号のボールを買えばいいですか?

A. JFAの幼児向けの指導資料は3号球が適当とし、飛びすぎず弾みすぎないボールを勧めています。家で遊ぶなら、軽くて小さいボールから始めると怖がらずに蹴れます。

Q. 体育館など室内の練習ではどんな靴を履きますか?

A. 室内の練習がある所では、外で履いた靴を使えず、室内用の靴を持ってくるよう案内されることがあります。どんな靴かは所によって違うので、案内に書かれた靴を用意してください。

Q. 用具はどこで買えますか?

A. スポーツ用品店やその通販で買えます。靴は足の大きさを測って試し履きできる店が安心です。指定品はスクールやチームを通して買うことになるので、案内に従ってください。

参考情報

この記事の規則とボールの大きさは、日本サッカー協会(JFA)の公式の資料で確かめました(2026年10月24日)。値段はメーカーの希望小売価格と用品店の表示価格で、時期やお店で変わります。

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この記事を書いた人

Takayuki Kannoのアバター Takayuki Kanno スポーツ翻訳者/サッカーアカデミージャパン執筆・監修

サッカーアカデミージャパンの執筆者・監修者。フリーのスポーツ翻訳者として2004年から活動。マンチェスター・ユナイテッド公式サイト・SNSの日本語版を15年間(2011〜2025年)担当し、毎日のニュースや試合レポートを日本のファンに届けてきた。Olympics.com 日本語版で東京、北京、パリ、ミラノ・コルティナ大会担当を歴任。R&A(全英オープン・AIG女子オープン)公式サイトの日本語訳とSNS運用(2026年)も担当。海外サッカーの一次情報を、元の発表にあたって日本語で解説する。San Diego State University 出身。

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