ベルギー1部のゲンク(KRCヘンク)に所属する日本代表MF伊東純也(33)が、現地時間10月25日のスタンダール・リエージュ戦で、ゴールラインの内側から先制点を決めました。コーナーキックで相手GKと競り合ってゴールの中に入った伊東が、そのままこぼれ球を右足で蹴り込んだ珍しい得点です。
伊東は後半の勝ち越し点の起点にもなり、ゲンクは2-1で勝って今季初のリーグ戦2連勝を飾りました。ベルギーの「スポルツァ」は伊東をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選んでいます。
この記事では、ゴールの場面、試合の流れ、現地の評価、伊東の今季の成績を、日本の報道をもとに整理します。
この記事でわかること
- ゴール:前半27分、ゴールラインの内側から体をひねって右足で決めた、今季リーグ戦2点目です。
- 試合:ゲンクが2-1で勝ち、今季初のリーグ戦2連勝。両チームに1人ずつ退場者が出ました。
- 評価:スポニチアネックスによると、ベルギーのスポルツァがマン・オブ・ザ・マッチに選びました。
伊東純也の「ゴールの内側から」のゴールとは?
伊東が相手GKと競り合ってゴールラインの内側に入り込み、ゴールの中からこぼれ球を蹴り込んだ先制点です。
FOOTBALL ZONEとフットボールチャンネルによると、場面は前半27分の左コーナーキックでした。MFノア・アデデジ=ステルンベルフがゴール前へ送ったボールに相手GKマチュー・エポロが反応しましたが、処理しきれずにボールはゴールライン付近にこぼれます。ゴールラインの内側にいた伊東は、ゴールに背を向けるような位置から体をひねり、右足でネットに蹴り込みました。
なぜ伊東はゴールラインの内側にいたのか
コーナーキックで相手GKと競り合った勢いで、GKと一緒にゴールラインの内側へ入ってしまったためです。
スポニチアネックスによると、伊東とGKは競り合ったあと勢い余ってともにゴールラインの内側に入り、GKが倒れ込んだ一方で、伊東はライン際で弾んだボールに反応しました。伊東にとっては8月28日のベベレン戦以来、リーグ戦5試合ぶりのゴールです。
ゲンク対スタンダールの結果は?2-1で今季初の連勝
ゲンクがホームでスタンダール・リエージュに2-1で勝ち、今季初めてリーグ戦で2連勝しました。
ベルギー・プロ・リーグ第9節の試合で、伊東は右サイドで先発しました。FOOTBALL ZONEなどの報道から、主な出来事を時間の順に並べます。
| 時間 | 出来事 | スコア |
|---|---|---|
| 前半27分 | 伊東純也がゴールラインの内側から先制点 | 1-0 |
| 前半30分ごろ | スタンダールのGKエポロが一発退場 | 1-0 |
| 後半20分 | スタンダールが同点に追いつく | 1-1 |
| 後半32〜33分 | 伊東の右クロスを起点にアーロン・ビバウトが勝ち越し点 | 2-1 |
| 後半41分 | 伊東が交代でベンチへ | 2-1 |
| 後半追加タイム | VARの確認を経て、ゲンクのMFダーン・ヘイマンスが一発退場 | 2-1 |
時間は媒体によって1分ほどずれがあり、表には報道の幅をそのまま書きました。退場の時間はフットボールチャンネルが33分、FOOTBALL ZONEが30分の接触としています。
両チームに1人ずつ退場者が出た
前半にスタンダールのGKが、後半の追加タイムにゲンクのMFが、それぞれ一発退場になりました。
FOOTBALL ZONEによると、GKエポロはゲンクのFWラフィウ・ドゥロシンミを倒し、決定機会の阻止(DOGSO)と判定されてレッドカードを受けました。スポニチアネックスも、前半33分に相手GKが決定機の阻止で一発退場したと伝えています。接触の際にエポロは顔に膝を受け、しばらく倒れ込んだあとロッカールームへ引き上げています。数的優位になったゲンクでしたが、後半は1人少ないスタンダールに押し込まれ、一度は追いつかれました。
伊東純也は決勝点にどう絡んだ?
1-1の後半、伊東が右サイドから上げたクロスが味方に触れ、最後はFWアーロン・ビバウトが押し込みました。
フットボールチャンネルは、伊東のクロスに味方が触れたボールをビバウトが押し込んだと伝えています。伊東は先制点に加えて決勝点にも関わり、2点ともに絡んだことになります。同僚のFW横山歩夢は後半の途中から出場し、FOOTBALL ZONEによると後半41分に惜しいシュートを放ちました。
現地メディアの評価は?スポルツァがマン・オブ・ザ・マッチに
スポニチアネックスによると、ベルギーのスポルツァは伊東をマン・オブ・ザ・マッチに選び、チームで誰よりも精力的に動いたと評価しました。
同紙によると、スポルツァは伊東のスピードと切れ味の鋭い動きがスタンダールの守備陣を苦しめたとし、自身の好パフォーマンスをゴールで締めくくったと称えています。
日本のサッカーメディアもこのゴールを取り上げました。FOOTBALL ZONEは、動画に寄せられた反応として「どういうことよ?」「ゴールの中からゴールするなんて」「とんでもない反応速度」といったコメントを紹介しています。
伊東純也の今季の成績は?9試合すべてに先発し2得点2アシスト
伊東は開幕からリーグ戦9試合すべてに先発し、この試合までに2得点2アシストを記録しています。
日刊スポーツによると、伊東はFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の1次リーグ、チュニジア戦でゴールを決め、日本のW杯最年長得点記録を更新しました。短い休暇を挟んで新シーズンに入り、スピードのあるドリブル突破と正確なクロスは健在だと伝えています。
リーグ戦の出場
9試合すべてに先発
得点とアシスト
2得点・2アシスト
今季1点目
8月28日のベベレン戦
数字は日刊スポーツとスポニチアネックスの報道によるもので、33歳になっても毎試合先発で起用されていることが分かります。
ゲンクの勝ち点はどうなったか
ゲンクはこの勝利で4勝3分2敗となり、勝ち点を試合前の12から15に伸ばしました。
フットボールチャンネルによると、ゲンクは試合前の時点で3勝3分2敗の勝ち点12、7位でした。前節のコルトレイク戦に3-0で勝っており、今回の勝利で今季初の連勝になりました。試合後の順位は、今回確認できた報道では示されていません。
伊東純也のゴールのよくある質問
ゴールの動画の見られる場所と、「ゲンク」「ヘンク」の表記の違いに答えます。
Q. ゴールの場面の動画はどこで見られますか?
A. FOOTBALL ZONEの試合記事に、ゴールラインの内側から決めた場面の動画が紹介されています。フットボールチャンネルの記事にも動画が載っています。
Q. 「ゲンク」と「ヘンク」は同じチームですか?
A. 同じチームです。正式名はKRCヘンクで、日本の報道では「ゲンク」と「ヘンク」の両方の表記が使われています。
試合の流れや現地の評価は、下の参考情報の各報道でも確かめられます。
参考情報
- FOOTBALL ZONE「伊東純也が2ゴールに絡む活躍 今季リーグ戦2得点目でゲンクが連勝…両チーム1人ずつ一発退場」(2026年10月25日)https://www.football-zone.net/archives/680897
- スポニチアネックス「ゲンク伊東純也 ゴールラインの内側から回し蹴り弾! 2得点に絡んで今季初の連勝に貢献」(2026年10月26日)https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2026/10/26/articles/20261026s00002000067000c.html
- フットボールチャンネル「ヘンクMF伊東純也、まさかの“ゴールラインの内側”から豪快ゴール!」(2026年10月26日)
- 日刊スポーツ「ゲンクの伊東純也、今季2ゴール目 33歳の日本代表アタッカーは健在、こぼれ球に素早く反応」(2026年10月26日)


