サッカーは、早いスクールなら3歳や年少(幼稚園の年少クラス)から習えます。編集部が2026年10月にJリーグのクラブのスクールや大手のスクールの公式サイトを確かめたところ、受け付けの年齢が分かった13のスクールのうち8か所が、3歳か年少から受け付けていました。ただし、日本サッカー協会(JFA)も文部科学省も「早く始めるほどよい」とは言っていません。幼児のうちは遊びが中心で、大人が教える時間は週1〜2回・1回45分くらいまでが目安です。サッカーの専門的な練習は、JFAの資料ではU-10(小学3・4年ごろ)から始める時期とされています。
この記事では、各クラブの公式サイト、JFAのキッズ年代のハンドブック、文部科学省の「幼児期運動指針」、日本スポーツ協会の資料をもとに、何歳から入れるかの早見表、年齢ごとの始め方、幼児クラスの選び方を表で整理します。
この記事でわかること
- 何歳から入れるか:公式サイトで確かめた13のスクールの、受け付けを始める年齢と幼児クラスの月謝が分かります。
- 年齢ごとの始め方:3歳・年少・年中・年長・小学生のそれぞれで、どんな通い方がよいかが分かります。
- 選び方と目安:JFAと国が示す練習の時間と回数をもとに、幼児クラスを選ぶときに見る点が分かります。
サッカーは何歳から習える?
サッカーは3歳や年少から習えるスクールがあり、小学1年生から受け付けるスクールもあります。
何歳から入れるかは、国や協会が決めているのではなく、スクールごとに決めています。受け付けの区切りは「3歳から」のような年齢と、「年少から」のような幼稚園の学年の2通りがあり、多くのスクールは幼児と小学生でクラスを分けています。
13のうち8か所が3歳・年少から
公式サイトで確かめた13のスクールのうち、8か所が3歳か年少から受け付けていました。
鹿島アントラーズのスクールは「3歳児〜中学3年生」(鹿島アントラーズ アカデミー コース)、川崎フロンターレ、FC東京、湘南ベルマーレのスクールは年少から通えます。ガンバ大阪は、スクールの前に3〜4歳の「ひよこ」クラスを置いています(ガンバ大阪 ひよこ)。年少は、4月の時点で3歳の子が入る学年です。
小学生から受け付けるスクールもある
柏レイソルや浦和レッズのハートフルスクールのように、小学生から受け付けるスクールもあります。
柏レイソルのスクールは1年生から(柏レイソル スクール)、浦和レッズのハートフルスクールは小学生が対象で、幼児には保育園や幼稚園を訪ねる教室を開いています(浦和レッズ ハートフルクラブ)。同じクラブでも、校舎によって受け付ける学年が違うことがあります。
早く始めないと遅れる?
早く始めないと遅れる、ということはなく、JFAは幼児の早期教育を勧めていないと明言しています。
JFAのキッズ(U-6)ハンドブックは、冒頭で「早期教育を提案しようというのでは決してありません」と書き、この年代の目標は元気な子を育てることだとしています(JFAキッズ(U-6)ハンドブック)。始める年齢よりも、楽しく続けられるかを先に考えてよい、というのが協会の考え方です。
何歳から入れるかの早見表
公式サイトで確かめた13のスクールでは、3歳か年少から8か所、年中から2か所、年長から1か所、小学生から2か所でした。
表の数字は2026年10月24日に各公式サイトで確かめた値です。校舎名を書いた行はその校舎の値、書いていない行はそのスクールの入会案内に載っている共通の値で、校舎や会場によって学年や月謝が違うことがあります。レアル・マドリード財団は校舎で受け付けの学年が違うため2行に分けていて、数えるときは1つのスクールとしています。
公式で確かめた13のスクール
鹿島・ガンバ大阪・FC東京などのJクラブと、クーバー・コーチングやコナミスポーツなどの大手のスクールを並べました。
| スクール(校舎・会場) | 何歳から | 幼児のクラス | 月謝などの目安(税込) |
|---|---|---|---|
| 鹿島アントラーズ | 3歳児から | ベーシック | 月会費7,700円(つくば・守谷は8,800円)・入会金5,500円 |
| ソルティーロ ファミリア | 3歳から(規約) | 公式で確認できず | 公式で確認できず |
| 川崎フロンターレ(麻生) | 年少から | 年少/年中・年長 | 年少は月会費無料・入会金8,800円。年中・年長は月会費8,800円 |
| FC東京(深川) | 年少から | キンダー(年少〜年長) | 月会費8,250円・入会金7,700円 |
| 湘南ベルマーレ | 年少から | 幼児(年少〜年長) | 月謝6,600円・入会金7,700円 |
| ガンバ大阪 | 3〜4歳(年少) | ひよこ(月2回・保護者も参加できる) | 月会費2,400円・初回登録費3,000円 |
| ジェフ千葉(木更津の会場) | 年少から | 幼児 | 年少3,300円、年中・年長5,800円 |
| レアル・マドリード財団(東京晴海校) | 年少から | 幼保年少〜年長 | 月額8,800〜14,300円・入会費12,100円 |
| レアル・マドリード財団(晴海校以外) | 年中から | 幼児 | 校舎ごと |
| ヴィッセル神戸 | 年中から | キンダー(年中・年長) | 月会費6,000円・入会金12,000円 |
| コナミスポーツクラブ 運動塾 | 4歳から | 幼児(4歳〜年長) | 施設ごと(授業内の体験1,100円) |
| クーバー・コーチング(蒲田校) | 年長から | U-7(年長・1年生) | 週1回6,600円・入会金5,500円 |
| 柏レイソル | 小学1年生から | ― | 1〜2年生 月会費6,400円・入会金8,000円 |
| 浦和レッズ ハートフルスクール | 小学生から | ―(幼児は園への訪問) | 公式で確認できず |
各スクールの公式サイト(鹿島・ソルティーロ規約・川崎フロンターレ麻生・FC東京深川・湘南ベルマーレ・ガンバ大阪・ジェフ千葉・レアル・マドリード財団・ヴィッセル神戸・コナミスポーツ・クーバー蒲田校・柏レイソル・浦和レッズ)をもとに作成(2026年10月24日に確認)。
横浜F・マリノス、東京ヴェルディ、浦和レッズのスクール専用のサイトは、確かめた日にメンテナンス中で開けなかったため、表に入れていません。セントラルスポーツのキッズサッカーは、対象の年齢がページに載っていませんでした。
年少で入れるスクールの共通点
年少から入れる6か所はどれも、幼児だけのクラスを小学生と分けて開いていました。
FC東京や湘南ベルマーレは年少から年長までを1つの幼児クラスにまとめ、ガンバ大阪の「ひよこ」は月2回で、保護者も一緒に参加できます。月謝は、表の幼児クラスでは月2,400円(ガンバ大阪の月2回のクラス)から8,800円ほど(週1回のクラス)までの幅があり、川崎フロンターレの麻生スクールのように年少の月会費を無料にしているところもありました(入会金は8,800円)。
JFAと国が示す幼児の目安
JFAと国は、幼児は遊び中心で毎日体を動かし、大人が教える練習は短く少なめにするよう勧めています。
スクールに入る年齢を決める前に、この2つの目安を知っておくと、週に何回、1回どのくらいのクラスを選べばよいかが決めやすくなります。
幼児期運動指針:毎日60分・遊び中心
文部科学省の幼児期運動指針は、3〜6歳の子が毎日合計60分以上、楽しく体を動かすことを勧めています。
この指針は2012年3月に文部科学省が出したもので、園だけでなく家庭や地域で体を動かす時間を合わせて60分以上とし、遊びを中心にすることを柱にしています(文部科学省 幼児期運動指針)。指針を紹介するスポーツ庁の資料は、特定のスポーツだけを続けるよりも、さまざまな遊びの方が多様な動きを含むと書いています(スポーツ庁 幼児期の運動に関する指導参考資料)。
JFA:週1〜2回・1回45分まで
JFAのハンドブックは、幼児と小学1・2年生の練習を週1〜2回、1回45分くらいまでにするよう勧めています。
U-6(6歳以下)は「大人の指導のもとで」行う練習を週1〜2回・1回45分くらいまでとし、15分に1回は休むよう書いています(JFAキッズ(U-6)ハンドブック)。U-8(小学1・2年)も週1〜2回・1回45分くらい、U-10(小学3・4年)は1回60〜90分くらいまでが目安で、「もっとやりたい」という気持ちを残すくらいがよいとしています(JFAキッズ(U-8/U-10)ハンドブック)。
| 年代 | 学年の目安 | 大人が教える練習 | ほかに勧めていること |
|---|---|---|---|
| U-6 | 幼児(年少〜年長) | 週1〜2回・1回45分くらいまで。15分に1回休憩 | 遊びが大前提。勝敗や順位は記録しない |
| U-8 | 小学1・2年 | 週1〜2回・1回45分くらい | サッカー以外の全身を使う運動も取り入れる |
| U-10 | 小学3・4年 | 1回60〜90分くらいまで | サッカーの専門的な練習を始める時期 |
| 幼児全体(3〜6歳) | ― | ― | 家庭も含めて毎日合計60分以上、楽しく体を動かす(幼児期運動指針) |
JFAキッズ(U-6)ハンドブック・JFAキッズ(U-8/U-10)ハンドブック・文部科学省 幼児期運動指針をもとに作成。
ゴールデンエイジはU-10〜U-12
JFAの資料では、技術を身につけやすい「ゴールデンエイジ」はU-10〜U-12年代を指しています。
JFAのU-8/U-10のハンドブックは、U-10〜U-12年代を心と体の発達が調和する時期として「ゴールデンエイジ」と呼び、その前のU-8を「プレ・ゴールデンエイジ」としています(JFAキッズ(U-8/U-10)ハンドブック)。プレ・ゴールデンエイジのうちは、サッカーだけでなく全身を使う運動でいろいろな動きを経験しておくよう勧めています。幼児のうちにサッカーの技術を詰め込まなくても、この時期に間に合う、という読み方ができます。
年齢ごとの始め方
2〜3歳は親子の遊び、年少〜年長は幼児クラス、小学生はスクールや少年団と、年齢で通い方が変わります。
| 年齢 | 主な通い方 | 目安の時間・回数 | 親が見ておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 2〜3歳 | 家でのボール遊び・親子で参加できる教室 | 遊びの中で毎日少しずつ | 楽しんでボールを追いかけるか |
| 年少・年中(3〜5歳) | スクールの幼児クラス | 週1回・1回45分まで | 親から離れて参加できるか |
| 年長(5〜6歳) | 幼児クラス・小学生クラスの体験 | 週1〜2回・1回45分まで | 小学校に上がってから通い続けられる場所か |
| 小学1・2年 | スクール・少年団 | 週1〜2回・1回45分くらい | ほかの遊びや運動もできているか |
| 小学3年から | スクール・少年団・クラブチーム | 1回60〜90分くらいまで | 本人がもっとやりたいと思っているか |
時間と回数はJFAキッズのハンドブックの目安。通い方は表1のスクールの受け付け学年をもとに編集部がまとめた。
2〜3歳(年少になる前)
2〜3歳のうちは、スクールに通うより、家や公園で親子でボールを転がして遊ぶ段階です。
確かめた13のスクールに、2歳から受け付けるところはありませんでした。鹿島アントラーズは3・4歳の子を対象にした単発の「親子サッカー教室」を開き(鹿島アントラーズ スクール)、レアル・マドリード財団の東京晴海校には親子で使える時間があります。2〜3歳のクラスを置く地域の教室もあり、たとえば埼玉県のFC REALは2〜3歳のキッズクラスを開いています(FC REAL)。
年少・年中(3〜5歳)
年少・年中は、表1の13のうち10か所で幼児クラスに入れる年齢で、まずは週1回のクラスから始められます。
この年齢の子にとってのサッカーは、ボールを蹴る、追いかける、止まる、といった動きを遊びの中で覚える時間です。JFAのU-6のハンドブックは、試合の人数は「何人でもいい」とし、勝ち負けを競う大会はやめるよう書いています(JFAキッズ(U-6)ハンドブック)。4歳で入れるかを知りたい場合は、ヴィッセル神戸のキンダークラスやコナミスポーツのように、年中・4歳から受け付けるスクールが選択肢になります。
年長(5〜6歳)
年長は、小学校に上がっても通い続けられるスクールを選び始めるのによい時期です。
クーバー・コーチングの蒲田校のように、年長と1年生を同じクラス(U-7)にまとめているスクールもあります(クーバー・コーチング 蒲田校)。小学生になると曜日や時間が変わるスクールもあるので、体験のときに小学生のクラスの曜日と場所も聞いておくと、入学後に通えなくなることを防げます。
小学1・2年
小学1・2年は、スクールに加えて、小学校区のサッカー少年団にも入りやすくなる年齢です。
JFAはこの年代(U-8)について、サッカーだけでなく全身を使う運動もするよう勧めています(JFAキッズ(U-8/U-10)ハンドブック)。少年団は地域の保護者や指導者が運営する団体で、練習の曜日や親の当番の有無は団ごとに違うので、見学のときに確かめておくと安心です。
小学3年からでも遅くない
小学3年から始めても遅くはなく、JFAの資料ではU-10が専門的な練習を始める時期にあたります。
JFAのハンドブックは、U-10でサッカーの専門的なトレーニングを始め、U-10〜U-12をゴールデンエイジとしています(JFAキッズ(U-8/U-10)ハンドブック)。JFAはその前のU-8でサッカー以外の全身を使う運動を勧めているので、ほかのスポーツで体を動かしてきた時間も無駄にはなりません。
早く始めるよさと気をつけたいこと
早く始めるよさは、ボールに慣れる時間と仲間ができることで、気をつけたいのはサッカーだけに絞りすぎることです。
早く始めるよさ
幼児のうちに始めるよさは、スポーツ庁が挙げる運動遊びのよさと重なり、体の動きと人との関わりが育つことです。
スポーツ庁は、運動遊びは体力や動きだけでなく、人との関わり方やコミュニケーションの力も育てるとしています(スポーツ庁 子供の運動あそび応援サイト)。文部科学省が2012年に指針を作ったときの幼児の調査では、外遊びをする時間が1日1時間に満たない子が4割を超えていて(文部科学省 幼児期運動指針ガイドブック)、週1回の教室でも外で体を動かす時間を足す意味があります。
サッカーだけに絞らない
日本スポーツ協会とJFAは、幼いころから1つの競技だけに多くの時間を使うことに注意するよう書いています。
日本スポーツ協会の『発育期のスポーツ活動ガイド』は、1つの種目の練習量が増えるとドロップアウトする子が増えないよう対策が要ると書き、幼児期のあとも週3回以内・1回1〜2時間を目安に挙げています。使いすぎによる痛みは、軽いうちに休めば治ることが多いとも書いています(日本スポーツ協会 発育期のスポーツ活動ガイド)。JFAのU-8/U-10のハンドブックも、早くから1つのことばかりに大人並みの時間を使う「早期の専門化」を問題として挙げています。JFAがU-8で勧める全身を使う運動と同じく、外遊びやほかの運動と組み合わせて通うことは協会の考え方に沿っています。
ヘディングはいつから
JFAはヘディングを禁止せず、幼児期から風船など軽いものを使って段階的に身につけるよう勧めています。
JFAのヘディングのガイドラインは、リスクを避けるために「禁止」するのではなく、安全な強さと方法で幼児期から段階的に習得するとしています。幼児期の例は、風船や新聞紙を丸めたボールのような軽いものを額に当ててみる遊びです。同じガイドラインに載った指導者へのアンケートでは、ヘディングの練習を始めるのは小学3・4年以降がよいという答えが出ています(JFA ヘディングのガイドライン)。幼児クラスでどんなボールを使っているかは、体験のときに聞いて確かめられます。
幼児クラスの選び方
幼児クラスは、1回の時間と週の回数、少人数でボールに触れるか、保護者の関わり方の3点で選びます。
| 見ること | 目安 | 根拠 |
|---|---|---|
| 1回の時間 | 45分くらいまで | JFAキッズ(U-6)ハンドブック |
| 週の回数 | 週1〜2回 | JFAキッズ(U-6)ハンドブック |
| ゲームの人数 | 少人数(3対3〜5対5ほど)で1人1人がボールに触れる | JFAのフェスティバルのガイドライン・スモールサイドゲームのガイドライン |
| 勝ち負けの扱い | 勝敗や順位にこだわらず、全員が楽しむ | JFAキッズ(U-6)ハンドブック |
| 保護者の関わり | 一緒に参加できるか、見学できるか | 各スクールの案内 |
| 通いやすさ | 小学生になっても通える曜日と場所か | 各スクールの案内 |
JFAキッズ(U-6)ハンドブック・JFA グラスルーツフェスティバルのガイドライン・JFA スモールサイドゲームのガイドラインをもとに作成。
1回の時間と週の回数
幼児クラスは、1回45分くらいまで、週1〜2回の範囲に収まっているかを見ます。
JFAのU-6の目安を超える長い練習は、幼児の集中が続きにくく、休憩の取り方も大事になります。湘南ベルマーレのように幼児は1つのクラスだけに限っているスクールや、ガンバ大阪の「ひよこ」のように月2回から始められるクラスもあります。
少人数のゲームでボールに触れるか
ゲームの人数が少ないほど、1人1人がボールに触れる回数とシュートの回数が増えます。
JFAが同じ学年の子どもで4対4と8対8のゲームを比べた調べでは、1人あたりのシュートの数が4対4のほうが小学1・2年で6倍、3・4年で3.5倍でした(JFA スモールサイドゲームのガイドライン)。体験のときは、子どもが列に並んで待っている時間が長くないかを見ると分かりやすいです。
保護者が参加するか
年少の子は親から離れにくいことがあるので、保護者が一緒に参加できるか、近くで見学できるかを確かめます。
ガンバ大阪の「ひよこ」は保護者も参加できると案内しています(ガンバ大阪 ひよこ)。親が見ている前のほうが安心して動ける子もいれば、親が離れたほうがコーチの話を聞ける子もいるので、体験で様子を見て決められます。
月謝と最初にかかるお金
幼児クラスの月謝は、確かめた範囲で月2,400円から8,800円ほどで、入会金や年会費が別にかかります。
表1のとおり、入会金は5,500〜12,100円ほどで、年会費や年度ごとの更新費がかかるスクールもあります。このほか、ユニフォームやボール、すね当てなどの用具を最初にそろえる費用もかかるので、体験のときに入会後に要るものを聞いておきます。
スクール・少年団・JFA登録の年齢の違い
何歳から入れるかは、スクールはクラブごと、少年団は満3歳以上の全国の決まり、JFAの登録は小学生までの区分で分かれます。
| 入り先 | 何歳から | 決めているところ | 費用の例 |
|---|---|---|---|
| サッカースクール | 3歳・年少・年中・年長・小学生など、クラブごと | 各クラブ・各スクール | 表1のとおり |
| スポーツ少年団 | 登録する年の4月1日現在で満3歳以上(何年生から受け入れるかは団ごと) | 日本スポーツ協会(全国の決まり) | 団員の登録料 年300円(市区町村の分は別) |
| JFAの選手登録(第4種) | 12歳未満(小学校在学中を含む)のチーム。年齢は3月31日現在で数える | 日本サッカー協会 | JFAの登録料は2022年から無料(都道府県協会の分は別) |
日本スポーツ協会 スポーツ少年団の登録について・JFA 選手・チーム登録・JFA 第4種の登録料の無料化をもとに作成。
スクールは各クラブが決める
スクールの受け付け年齢は国や協会の決まりではなく、各クラブが自分で決めています。
そのため、同じクラブの中でも校舎によって受け付ける学年が違い、レアル・マドリード財団のスクールは東京晴海校だけが年少から、ほかの校は年中からです(レアル・マドリード・ファンデーション よくある質問)。入りたい校舎の案内を直接確かめるのが確実です。
スポーツ少年団は満3歳から登録できる
スポーツ少年団の団員は、全国の決まりでは登録する年の4月1日現在で満3歳以上から登録できます。
日本スポーツ協会は、団員の年齢を満3歳以上とし、団員1人の登録料を年300円としています(日本スポーツ協会 スポーツ少年団の登録について)。ただし、サッカーの少年団が何年生から受け入れるかは団ごとに決めているので、入りたい団に直接問い合わせます。
JFAの第4種は小学生まで
JFAの選手登録では、小学生年代は「第4種」にあたり、12歳未満の選手で作るチームが入ります。
第4種は「12歳未満の選手で構成されるチーム(小学校在学中含む)」で、年齢はその年度が始まる前日の3月31日現在で数えます(JFA 選手・チーム登録)。2025年度の第4種の選手登録は270,188人でした(JFA 選手登録数)。幼児を登録できるかはJFAのページに書かれていないため、チームか都道府県のサッカー協会に確かめてください。
始めるまでの流れ
サッカーを始めるまでは、近くの教室を探し、体験に行き、子どもの様子を見て入会する、の3段階です。
近くの教室を探す
教室は、家から通える距離と、子どもの年齢で入れるクラスがあるかの2つで絞ります。
幼児のうちは送り迎えが必ず要るので、通う時間の短さが続けやすさに直結します。当サイトのスクール・クラブチームの一覧では、地域ごとにスクールとクラブチームを探せます(いまは首都圏の中学生のクラブから順に載せています)。
体験で見ること
体験では、子どもが楽しめたかと、1回の時間やボールに触れる回数が目安に合っているかを見ます。
コナミスポーツの運動塾は授業の中で体験でき(1,100円)、川崎フロンターレは無料体験スクールを開いています(コナミスポーツクラブ 運動塾 サッカー・川崎フロンターレ 麻生スクール)。申し込みの方法は校舎ごとに案内されているので、入りたい校舎の案内を見て申し込みます。
よくある質問
年少の月会費を無料にしているスクールや、女の子も同じクラスで受け付ける幼児クラスがあります。
Q. 年少の月謝が無料のスクールはありますか?
A. 川崎フロンターレの麻生スクールは、年少の月会費を無料にしています。ただし入会金8,800円、ファンクラブ会費1,000円、更新費6,600円がかかり、年中・年長は月会費8,800円です(川崎フロンターレ 麻生スクール、2026年度)。
Q. 女の子も幼児クラスに入れますか?
A. 入れます。川崎フロンターレの麻生スクールは幼児クラスを「年少(男女)」「年中・年長(男女)」としていて、湘南ベルマーレも「年少から小学校6年生の男女」が対象です(川崎フロンターレ 麻生スクール・湘南ベルマーレ スクール)。川崎フロンターレには女子小学生だけのクラスもあります。
Q. 幼児クラスは1クラス何人くらいですか?
A. スクールによって違います。たとえばMIFA Football Park 福岡のスクールは、年少のクラスを1回40分・定員8名、年中・年長を50分・各学年10名としています(MIFA Football Park 福岡 スクール)。体験のときに、1人のコーチが何人を見ているかを聞くと比べやすくなります。
Q. 幼児クラスに週2回通えますか?
A. 通えるスクールもあります。川崎フロンターレの麻生スクールは空きのあるクラスに限り週2回(2クラス)通え、月会費は2クラス分です。湘南ベルマーレの幼児は1クラス6,600円、2クラス11,880円です(川崎フロンターレ 麻生スクール・湘南ベルマーレ よくある質問)。JFAの目安は幼児で週1〜2回です。
Q. JFAの選手登録にお金はかかりますか?
A. 小学生年代(第4種)の選手のJFAへの登録料は、2022年から無料になりました。それまではサッカーで700円でした(JFA)。都道府県のサッカー協会の登録料は別にかかることがあります。
Q. 小学生の試合は何人で行いますか?
A. JFAは2011年から、U-12(小学生)の試合を8人制に変えました。さらに小さい年代では、4対4のような少人数のゲームを勧めています(JFA スモールサイドゲームのガイドライン)。
参考情報
この記事の目安は、JFAのハンドブック・文部科学省の指針・日本スポーツ協会の資料と、各スクールの公式サイトで確かめました(2026年10月24日)。


